じょっぴんかったか

昭和の中頃から電気炊飯器があるので「ちゃんとかましてから うるかさなかったっけ めっこになったべさ。」ということは少なくなったのかもしれません。あずましき国を探検してみればこれまた「たいしていっしょや。」と思えてしまいます。

知る由もない。

$ゆるくないべさ Vol.2
新ふじ そば店
札幌市北区新琴似八条5

おっさんたちが集う蕎麦屋さんです。何やら店内が明るくなったような気がします。接客も明るくなったような気がします。リニューアルしたのか、ただ単にメニューを書き換えただけなのかはお店の方に聞いたわけでもないので知る由もないのです。
ああ、そういや、なんていう名前なのか知らないけれど、マットが置いてあって、その上にトレイをサーブしてくれました。

ゲージュツ的なまでに、細いそば切りもいいのですがこの大雑把でいてまとまりがある強力(ごうりき)加減の程よい太切りの蕎麦にも郷愁を覚えるのです。
ホッカイドーネイティブの多くは東北地方からの移民なわけで、移り住んだ土地は肥沃なところもあれば痩せた土地もある。生きていくには、食べるものが必要。間違いなくどんなところでも収穫できる蕎麦。大切な保存食料としてどこの農家にもあったそうです。当然、農耕が基本ですから芸術的な美しさを表現する技術はないので、その家のばあちゃんあたりがしわしわの手で捏ねて大雑把に切って食べたものだという昔話を聞いたことがあります。(意外と自分のまわりの年配の方には太い蕎麦が喜ばれる)

そばつゆも、シンプルに醤油が強い。

粗く切った薬味のネギもいい。

ワンコインの実力。存在がありがたいお店の一つ。

昔からあるお店ですが屋号は「新ふじ」その前の昔の名前は「ふじ」だったのかも知る由もありません。