じょっぴんかったか

昭和の中頃から電気炊飯器があるので「ちゃんとかましてから うるかさなかったっけ めっこになったべさ。」ということは少なくなったのかもしれません。あずましき国を探検してみればこれまた「たいしていっしょや。」と思えてしまいます。

小っさい。

鳥よし
苫小牧市勇払27-3

どんな人間関係か知りませんが、ハーレーに乗ったオッサンとおばちゃんが入店。相席必至なわけですが、とりあえずと手に取った水を入れたコップをテーブルにカーンと置き。他の客の退出を見るや、おばちゃんは無言でコップ置き去りのまま、そそくさと違うテーブルに移動攻撃を見せる店内です。鉄馬に乗った無法者を誰かが成敗するのかと思ったら、残念ながらジョン・ウェイン勇払にはいないということを知りました。

前出の鉄馬に乗ったおばちゃんも、厨房のおばちゃんも至って自己基準のルールのもとに忠実なマイペースで、「お客さん、注文何だったっけ?」入店時、申告に復唱していたはずなのですが・・・(笑)

混んでいようと注文を忘れていようと、どうやら、お立ち台の厨房は客席を眺め5〜6人前ずつ調理するようで、サーブまで一巡ほぼ10分。おまけに、休日ってやつは食べる側もゆったりと時が流れているようです。


「客の回転なんぞ関係ない。あっしらにはあっしらのペースってもんがあるから・・・」
そう思わさるのも人の情。

これほどの太さの麺で長いゆで時間。麺の食感と今となっては、やたらシンプルな味。この地で長く愛される一杯の不思議は勇払都市伝説と取り上げてもいい感じです。

古民家を再生したという喫茶店。昭和に見たことがある太い柱と梁。
商売になっているのかいないのか。大きなお世話でした。

「これはこれでアリだろう。」と時の流れに身をまかせ時間を楽しみつつも、こんなマイペース三昧の空間に身を置くことに違和感を感じるあたりが、翻弄されることで生活の糧を得ているゆとりのない小っさい人間なんだろうと自戒の念を持つ次第なのです。

んじゃ、明日からまた翻弄されることにします。