じょっぴんかったか

昭和の中頃から電気炊飯器があるので「ちゃんとかましてから うるかさなかったっけ めっこになったべさ。」ということは少なくなったのかもしれません。あずましき国を探検してみればこれまた「たいしていっしょや。」と思えてしまいます。

延長線。

いずみ食堂
沙流郡日高町緑町41-22

ゴージャスにエビ天そばとしゃれ込んでみました。

しばらくぶりに、甘目の汁。縮れた麺。いんでしょ。

カウンターでなくって、小上がりにあげられたもんであわただしく調理する厨房の動きを観察できなかったのですが、あの席数をさばく父さんとアシスタントの母さんの手際良さは見どころです。
隣のテーブルで「何で縮れて・・・???」無粋ですから「手で揉んでいるからだよ。」とは呟いてあげませんでした。

縮れた蕎麦が珍しいっていやあ珍しいですわ。
ただ太さが同じでないと、茹で上げる際にムラができる・・・

ままよ。創業者の家庭料理の延長線上にある一杯だからこれはこれでいいんです。何より旨いんだから。

内地の、多くは東北方面からの移住者が多い、ホッカイドーにおいて、蕎麦って穀物は大変ありがたく、丈夫な作物でやせた土地でも寒冷な気候でも実をつけ、それを粉にして捏ねて「そばがき」や太切りの「蕎麦切り」があったそうです。

塩辛いつゆで食べさせるゲージツみたいな細切りの蕎麦は江戸の文化で、それはそれで大変優れた匠の技でありがたいもんです。

賛否両論あるのかもしれませんが、蕎麦においても他の日常生活においてもストライクゾーンは広いほうが楽しいんじゃないのかと思うんです。
大らかなホッカイドー人ならなおさらです。