じょっぴんかったか

昭和の中頃から電気炊飯器があるので「ちゃんとかましてから うるかさなかったっけ めっこになったべさ。」ということは少なくなったのかもしれません。あずましき国を探検してみればこれまた「たいしていっしょや。」と思えてしまいます。

現実。

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福来軒

札幌市中央区南十六条西8-1-26

時の流れというのは如何ともしがたく、ここでも閉店情報です。紅茶の美味しい喫茶店ならぬ、蕎麦屋さんなんだけれどラーメンが美味しいこの近くのお店も閉めちゃいました。

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思えば少子高齢化というのは人も建物も一緒です。

昭和において、悲しい歴史はあったものの、戦後の第一次ベビーブームにいきなり人口が増加しました。そして朝鮮特需、オリムピックベトナム戦争、なんかもあったりして、たくさんの労働力があるおかげで、大量生産・大量消費・設備投資・配分というシステムがうまいことクルクルと回っていたんだと思います。

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少子高齢化は、今になってわかったことではなく、昭和30年代にはすでに女性の出生率は4.0を切りその後、団塊ジュニアの方たちが社会で活躍し始めた頃、若干増えたのを除いて、徐々に減少の一途を辿っており今は1.何がしの数字ですから、一人っ子or二人兄弟。

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インフラなどの衛生状態の向上、医療技術の向上、福祉制度の充実等に伴い長寿命化も相まって65歳以上の人口割合が1/4を超え、しまいにゃ生産年齢人口1人で2人あるいは1.5人の高齢者を背負う時代になるとは・・・。

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そうはいっても、現実は現実です。

大企業は、バブル崩壊を経験したものだから肝っ玉が小さくなり、蓄財に血眼。内部留保を蓄え、トリクルダウンもなんもかもあったもんじゃありません。

嘆いても仕方ない。

近未来に悲観するのではなく、登山に例えるとすでにこの国は頂上にたどり着いてしまっていて、ゆっくりと下山している最中なわけです。

山に登るときは、元気はつらつ。きつくてもをかきながら歩をすすめることができます。頂上で見た景色はそれはそれは、達成感でいい気分だったのでしょう。

それでも登りきった以上は、降りなければいけないわけです。同時に、下山の際に見える景色ってのもこれまたいいのも真実です。

例えるなら、世界の海を支配し中世に栄華を極めた現在の西欧各国の様態を見れば、そうなるのかな・・・と思わさります。

 

閉店の知らせを知り、家族で来店している馴染みらしき父さんと母さん。カウンターを挟んだ厨房とのやりとり。このお店を大切に思っていらっしゃる方々の横で、たまにしか来ない自分が残念がっても何の値打ちもありません。(笑)

とはいっても、50年!あまりにも長い年月です。かしがって黒光りするカウンターと味噌ラーメン。そして、赤いテントに描かれたウマが今日も微笑んでくれます。

ありがとうございます。お疲れさまでした。